2014年4月29日火曜日

拉致問題啓発演劇「めぐみへの誓いー奪還ー」


拉致問題啓発演劇「めぐみへの誓いー奪還ー」を鑑賞いたしました。

ある日突然、掛け替えのない家族が姿を消してしまう。連れ去られてしまう。

 昭和52(1977)年11月15日、極寒の新潟県で、中学1年生になったばかりの女の子が下校途中に拉致されてしまう。

それも自宅までほんのわずかなところで、屈強な3人組の北朝鮮工作員に拉致されてしまったのが
「横田めぐみさん」です。

北朝鮮の工作員の使う汚い船で、日本から北朝鮮まで連れて行かれたというより運ばれて行きました。

本当に怖かったでしょうね。何回も何回もその粗末なきたない船の中で「お母さん」「お父さん」「助けて」「怖いよう」と泣きながら叫んだはずです。

本日の演劇では、「横田めぐみ」さんが体感した極限の恐怖。果てしなく感じられる苦痛。が表現されておりました。

 横田滋さん早紀江さん夫妻の、絶望感そして、親としての極限の悲しみ苦しみと、闘い続けてきた38年間が、克明に表現されておりました。
(早紀江さんは、当初毎日、大声で泣き叫んでいたそうです。)

 究極の人権侵害である北朝鮮による拉致は絶対に許さない。
拉致問題を絶対に解決させる。
そして風化させてはならないという決意を、私自身新たにいたしました。
 

2014年4月13日日曜日

地域貢献研究センター開設記念シンポジウム


神奈川県立保健福祉大学 地域貢献研究センター 開設記念シンポジウムに出席いたしました。

 挨拶の中で中村学長は、地域社会への貢献、特に地域の抱える保健医療福祉の課題に対応した研究と活動に努めると共に、地域間の連携調整と情報の収集発信に取り組む旨発言をされました。


 「科学的エビデンスに基づいた健康づくり」とのテーマで基調講演された
 東京大学大学院教授の佐々木 敏氏は、


・中立的な情報を頼ること。

・トレーサビリティーのついた情報を 読むこと。

・特効薬や特別な効果を食べ物に期待しないこと。

・普段の食べ物 食べ方の中に健康へのヒントがたくさん隠れているので、
  自分自身の食習慣を知ること。

 以上が重要であると強調されました。


その後の講演 パネルディスカッションでは、

 日本料理 つきぢ田村 三代目 田村 隆氏は、
 和食の和はのぎへんに口と書く。
すなわち、稲(米)を口にすること。
 和食の食は、人を良くすると書く。

 和食とは、米を口にし人を良くすることであるから、日本の文化としてしっかりと継承させて行かなければならないと仰っておりました。

 和食が無形文化遺産になったとはいえ、海外で「遺産」との見方は、和食が危機に瀕していると見られているとも考えられるので、我が国の文化としての定着が重要とのことでした。


NHKディレクターの 押尾 由起子氏からは、健康づくりにおけるマスメディアの役割として、以下のことを意識されているようでした。

⒈的確な情報の提供をすること
(裏付け調査済みの情報)

⒉疑問を提起し回答すること
(効果の程度等)

⒊注意喚起を促すこと
(副作用の有無等)

⒋わかりやすく伝えること
(小学校高学年が理解できる程度)

この4項目は私の政治活動にも当てはめ生かしてゆかねばと思いました。

 本日のシンポジウムは内容も充実しており非常に勉強になりました。
このようなシンポジウムも続けながら、地域貢献研究センターとしての地域貢献に期待をしまた注視をしていきたいと思います。